拷問するなら王子様に決まり!

 セールですよね。セールですね。セールです。
 ということで、2日3日、渋谷原宿秋葉原新宿下北沢吉祥寺行って、おまけに家のある場所にもブランド古着の店が二店もあるので、行ってしまいましたはい…

 楽しいというか少し虚しいというか、いや、これはもう義務ですね! セールなんだから買わなきゃダメというか、セールの時しか買えんもん、とか自分に言い訳をしながら、色々買いました、はい。

 suturdays SURF NYCとポーターコラボの白い大きなバッグと
ハリウッドランチマーケットの黒い大きな厚手のカーディガンと
J.CREWのチェックのパンツと、
MILKのドクロ王冠リング(小指にははいるぜ笑)と
COACHのアイス型キーホルダー(ポール・スミスの黒いトートにつけたら、意外と合いました笑)
それに、ブランド名分からないブローチ三点と、十冊くらいの本とそれと、雑貨を沢山…マジ、沢山買いました…Francfrancやむげんどうやrainbow spectrum やらブックオフ系列の店やら…

 正直、まともに新品で買ったら、十万くらいいきますが、セールとブランド古着パワーで、かなりお安くなってます!びっくり! てかこれだけ買ってもまだ買い物欲が収まらない自分にびっくり!

 買い物、マジ、楽しい!!! でも、なんか、満たされない気持ちも確実にあって

 欲しい物が山ほどあって、でも、それって生きたいというか、生活のモチベーションの一つになっているかも。夢とか目標とか欲しいものとかあると、やっぱり、生活頑張ろうって気になるもんなー笑 

 それと、オレの場合こんなに買っておきながら、マジで欲しいものは、高くて(セールでも)買えない、という皮肉というか、なんかちょっと自分の甲斐性のなさに嫌気が刺さないでもないけれど、でも、少しずつ自分の部屋が、自分のものになってくる感覚があるのだ。

 オレは自分の部屋にじっとしているのが嫌いで、後、かなり狭いのでインテリアとかにこだわれないから投げて倉庫状態にしていたのだが、急に思い立って棚を三つも買って、大量の本をぶっこみ、アクセサリーとかも壁に棚をつけて飾ったりしたら、自分の理想とは程遠いし、あまり人を呼びたくはないが笑 何だか自分の部屋っぽい感じが、最近している。

 洋服に関してもそう。星とか王冠とかドクロとかラメとかスタッズとか花とかレオパード柄とかフリルとか、そういうモチーフのがあると無性に欲しくなる。そういうのを集めたり、着たりすると、自分が生きてるなーって実感がしてくる。

 でも、まあ、理想の自分像というか、生き方ができているわけではないけれど、でも、かっこつけて生きていかないと、多分、つまんないような気がする。

 オレがきになる人って(広い意味で有名人)ナルシストの人が多くて(特に男でファッション好きな人のナルシスト率の高さ!!)、オレはナルシストの人の自分への甘さとかに辟易したりする方だけれど、でも、それでも、何かを好きって気持ちがあって、何かを作ったり、パワーあって仕事している人は、いいなって思う。

 なんだかんだで、自分の好きなことをするのが(人の迷惑にならないように)人生だと思うし、主張があったりライフスタイルとか何か作ったりとか、そういう人に惹かれるし、自分もそうでなければなと思う。

 のだが、わたくし、安かったから、つい、昔のセボンスターをたくさん買ってしまって、一度に15個もありますですはい。家にあるのもたしたら、4,50個も女の子向けアクセサリーがあります!!!それ以外にも色々って、
 ヤバイわマジで!!でも、かわいい。本物の宝石もいいけれど(少ししか持ってないが)、チープな宝石とかフェイクな品々だって、十分かわいい 自分が身につけられなくても、それでも、かわいいのがあるといい気分になる。

 昔のセボンスターってキキララ、リトルスターツインズのテイストに似ている。パステルカラーの星々の世界。

 で、それを飾っている部屋には、グリューネヴァルトのキリストのグロ拷問画の白眉『イーゼンハイム磔刑画』やらタトゥー少年やとか山本タカトの美しいキメラ達も飾られているわけで、

 えーまあ、でも、欲望に正直になるのは楽しいなあ、って思いました笑

 好きなものを好きになるって、年やら性別やら金銭やら身体のコンプレックス(理想の顔や身体ではない)やらに縛られて我慢してきたけれど、もーどうでもいいわ、と開き直ると、案外、楽になってきたこともある。

 好きなものを、ちゃんと好きと言える人でいたいですね。たとえそれが百円のチャチな指輪でも。