ダンスとランウェイのない人生

 たまっていた映画を消化する。ドキュメンタリーばかり流しっぱなしにしていた。
 ちょっと面白かったのが、アメリカのドキュメンタリーで刑務所を映していたのだが、刑務所にタトゥー職人がいたこと。いたというか、ヤスリで細い針を作り、すすをインクにして彫っているのだが、日本の刑務所だと即没収だろ、とかトイレの時にドアのガラス部分にタオルをかけるとか。でもアメリカに限らず、他の国でも金があればどうにでもなる感じのをちょくちょく目にしていて、それを考えると日本の刑務所がいかに一般人の考える「刑務所的」なのかと思う。というか、俺が日本人だからこその感想かも知れないが

(てか、服役経験ないけど。でも、刑務所が題材になっていたりする作品とかは結構あるから)

 最近、くまのことを考えている。白くま。欲しい。普通のクマはそこまででもないのだが、何故か白くまが欲しくて、小さなフィギュアを買って、明治通りの雑貨やのディスプレイの白くま(ティアラをかぶっていてかわいい!!)を待ち受けにして、白くまいいなあ、と思っているのだが、ディスカバリーチャンネルのドキュメンタリーを見たら、白くまが地球温暖化でどんどんダメになるし色々死んでるよねーみたいな内容で、ほんわかしているのを予想して借りたのでちょいOH……となった。

 動物かわいいなー。哺乳類かわいい。鼻がかわいい。でも飼えないから、ぬいぐるみが家にたまってきて、やばい。三十才でぬいぐるみて…と思いつつも、あんまり気にしないようにしている。かわいいは正義


 足を怪我してしまって、少し外出を控えていたのだが、ずっと家にいるわけにもいかないし、家が好きだけど、家にずっといると気が滅入るのも事実で、歩きながら音楽を聞くと色々なものがほぐれていくような心持ちにすらなるのだ。


Alexander The PhatosやAcro Jazz Laboratoriesを最近聞きながら歩いているのだが、ちょうど今の気分にあっていて、こういうjazz hip hop って耳障りがひどく良くて、個人的にはハウスを聞く時と同じ感覚になる。楽しい寂しいそしてひたすらに、軽い。

 ただ口ずさむことが出来ないのがこういう音楽の欠点で(本当は欠点とはいえないけど…)こういうのよりもちょい、ポップス寄りの音楽もいいなー、というか、元々ハウス風のポップスがとても好きなのだ。

 negiccoのガッターガッターガッターとか歩きながら口ずさむ

https://www.youtube.com/watch?v=29Unw4zzy6c

 これ、ご当地アイドルがご当地ヒーローの曲を歌っているのに、この楽曲のクオリティの高さ! コニーさんってすごい。てか小西康陽も曲書いてるし。アイドル界は色々人材豊富すぎて、あまりくわしくないが、ちょい見るたびに色々すごいなーと思う。

 あとアーバンギャルドの新作がめっちゃポップな仕上がりで、「ガールズコレクション」って曲が大好きなスパンク・ハッピーに似ているというか、ちょい80というか、歌謡曲っぽいハウス風ポップスで、すごく好みだ。

 

 寂しく悲しく楽しく虚しくどうでも良い日々、を気軽に歩いていけたら。早く足治って遊びに行かなくっちゃ