2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

数日間のシェルター

ひたすらキラキラしたのとか、ビニューンビニョーンとかガガガガ……ザザ、とかそんなのばっか聞いてどうにか気を紛らしていたのだけれど、これには弊害があって、音に集中してしまうので作業効率が下がるということだ。 「文字」とは相性の悪い音楽ばかりを聞…

「ザ・ワールド・イズ・ユアーズ」

最近やっと、肌寒さを感じる日が多くなってきた。嬉しい。月の終わりになると発生するお金のあれやこれやで、これから先のことを考えざるをえないのだけれど、これから先ってなんのこと。 割と書けていた小説が急に手が止まり、別にそんなのは珍しいことでも…

もはや、そうあるいはもう、もはや。

ジュネの全集を手に取り、これを片づけるのは時間が必要だなあと思うが、この中の全部を通読するわけでもないし、とも思う。というか、文庫化されているのはもう手元にあるので借りる必要もなかったかな、と気付いたが、本の山と言うか本の廃墟、ごみためと…

XX歳からのアウトサイダー

仕事先を探せばげんなり。また、吐き気への緩やかな坂道を登らなければならないのかと。どうせしばらくして駄目になるのに。何度同じことを繰り返すんだろう、と。シーシュポス、というよりももっとお寒い、現実的な問題だ。「生活は召使に任せておけ」、な…

ヘヴィーライトノベルハード

キャパシティ、という言葉でFF5を思い出す。でも、そっちの楽しいイメージではなくて、やりたいこと、やろうとしていることに、どれだけ消化できるか、挑戦できるか、ということについて考える。毎日元気、或いは小康状態、なわけない。 案外少ないことしか…

明るいニュース

細切れの睡眠が緩和されたと思えば、最近頻繁に夢を見る。週に四日、五日位見ている。夢を記憶している時は眠りが浅いのだと言われているが、自分でも思う。その夢の内容も、正直気分が悪くなったり自己嫌悪に陥るような物が多く、夢なんて見たくはないと思…

ナダレノトリコ

ひょろ長い貧弱な身体に似合いの黒のタンクトップにハーフパンツを穿いて外に出れば酷い雨で、確か天気予報によれば一か月ぶりの集中的な雨で、ビニール傘を掲げて歩けば冷たい雨が肌を打ち、穴の空いた靴は瞬く間に変色し、家に帰ろうか、どうしようかと考…

オーディンが入荷しましたって言われたい

清水アリカの訃報を昨日知った。何年もずっと、小説を出していないから、もう出さないのかなあ、と残念に思っていたが、これでもう、彼の新しい小説を読むことがなくなるのだ。訃報とか音信不通とか解散とか、ちょこちょこ目にするようになってきた。それと…

風景画

CDがありまくって困ると言うか、買ってきたCD、割と当たりが多いんじゃないか、というか、cassius [Au reve] jackie and roy[jackie and roy] e.b.i[deeply faullted area ……]とか、他にも未だ聞いていないCDがあってわくわく。 とても出来がいいと言うか、…

「買物王」のテーマ/great white wonder

冷えた部屋で小汚い顔を使い古したブランケットにうずめ、都合の良い何かを期待しながらぼんやりして、少し寝て、少しぼんやりして、外に出ることにして、外出が決まると、とにかく気分は少し楽になる。 たまの誘いも、たまの催しにも目を向けず、ほとんど歩…

俺tube君tube

最近のファッション誌はどれもこれも太っ腹なおまけがついていて、特に女性ファッション誌ではその傾向が強いとおもうんだけれど、それだけ雑誌が売れないってことなのかなーと少し残念な気分にもなる、っていうか! おまけがついてると、雑誌がしっかり梱包…

クール、あとギャング

読みたい見たいものはたまっているけれど、とにかく消費したくて、読むヴァルター・ベンヤミン『陶酔論』。本当は、結構前から著作集を読み返さなくっちゃと思っているんだけど、果たせていない。たしか、最初に読んだのは6年以上前か。今読み返すと面白い…

ねえどうして今は景気が悪いの資本主義はきっと恋愛よりも難しいのね

酷く調子が悪くなって、なんとか休もうとはするのだけれど、瞳を閉じることが逃避なのだと(馬鹿げているけれど)意識してしまい、冷房のきいた寒い部屋で布団を頭からかぶり、一向に気は収まらず、要約外に出る決心をする、と、とたんに枷が外れたような気…