2020-01-01から1年間の記事一覧

観客のいない綱渡り芸人

色々悩んでいて、もう少し頑張ろうもう少し頑張ろうとしていたが、仕事を辞めた。突然やめる俺は悪いが、とても許せないことがたまっていて、さすがに限界だった。ふつう、の人なら我慢したり流したりできるんだろうけれど、駄目なんだ、俺。 だめなんだほん…

手を離して

人生が、スカスカな気がする。それは、小説が書けていないから。イメージが浮遊していて、それを形にするのに難儀して、色々な言葉や文章をつくりかけて、あるべき形に立ち往生しているような。 単純に、書きたい、という熱情が朧になっているような。 やっ…

中年なんだ。毛皮か花園がなくっちゃ、生きられないよマジで

気分ぐらぐら。数十分先のことが、自分の精神がどうなってるのか分からない。取り繕うのとやっつけ仕事はそれなりに得意だけれど、いつ駄目になるんだろうって思いながらの労働は、とても不安定できつい。でも、足を踏み外したら、足の裏に生えている綱から…

中年が見た夢の話

もの凄く、嫌な夢を見た。以下長文。 中学の時の顔見知り程度のクラスメイトと再会して、その日の数時間後に電話で場所を決めて会う約束をした。彼は何故かとてもうれしがっていて、俺も嬉しくなった。代官山で時間を潰していて、とても高い場所でスマホとiP…

泥の中から病巣も花園も

気持ちがとても沈んでいた。やりたいことは分からないのに、不安ばかりが増える。毎日、数十分、数時間ごとに気持ちがぐらついて辛い。生きていてこんなのばかりなんだって、改めて感じると、もう、駄目だ。 薬を飲んで寝る。こういう誤魔化しで、目隠しで、…

冬の入り口で少し

夜、少し窓を開けるとひんやりした空気が部屋に入ってきて、吸い込むと真夜中の温度。そのまま寝てしまって、目覚めると布団をかけているのに程よく肌寒く、異国の温度。毛皮が欲しい。毛皮を着て、寒い風を全身で受け止めたい。 後二ヵ月で今年が終わると思…

けだものよ、一時の安らぎを、鎮痛剤を幻覚剤を。

かき終えた小説を見直し、応募する。俺は色々と雑なので、読み返すたびに細かい間違いに気付く。というか、大なり小なり差はあってもプロアマ問わずそうらしいんだけども。 小説を書き終えてほんの少しだけほっとしても、それが俺に何かの余裕をもたらしては…

だって、感受性全開

結構疲れている。疲れているということを認識して、回復しなければ、と思う位には元気になってきたのかもしれない。 小説を書かなければと毎日思っているのに、できていない。しかも、小説を書こうって思っている時は、他人の小説が読めないのだ。他人の創作…

希死念慮が揺籃なんて 戯言はやめて

数週間前に比べたら、大分調子が上向きになってきた。俺の上向きってのが、多分元気な人の普通かやや気分が優れないって感じだと思うから、順風ってわけではないので頑張ろう、 って思ってたら、まさかの仕事先でコロ助ナリィ疑惑の人が出て、テンションガン…

今も変わるから

朝や夜、少し肌寒く感じる時があって、ようやく秋の始まりを実感する。デパートの菓子売り場で、和三盆の干菓子の形がお月見になっていた。まだマスクが手放せない生活で、東京の感染者はなんとも言えない推移をたどっているけれど、何事も変わっているのだ…

本は俺の慰め蝕み。

身体の不調に悩まされていた。仕事を初めてから、ほぼ毎日寝ても2時か三時には目が覚めて、疲れがとれない。そんな状態だから体調が回復するというのは難しい。 ずっと、小説を書かなければと思っていて、それと同じように様々な本を読まなければとも思って…

恋の時間愛の時間何にも追われない時間

新しい小説を書こうとして、一文字も書けずにうろうろしている。一度決まれば後はわりと早いと思うのだが(でも、人がどんな風に小説を書いているかなんて知らないけど)、そのスタートに立つまでがとても長い。億劫だし面倒だし集中力が無いし。 でも、俺は…

まぼろしに目を見開いて

新しい仕事で、帰ったらへとへとになって、頭を使う本なんて読めない日々。前に進むというよりも、ひたすら我慢してしのごうとする日々。そんなのがいいなんて思えないし、嫌でたまらなくって、逃げだしたくなる、逃げてばかりの俺の人生。 楽しいのは、きっ…

まるで祈りの様に。

アスファルトの上に転がる、蝉の死骸を見た。今年初めて見た蝉だった。穴が空いた身体には、片方の羽根しかなく、それが強い光を浴びてきらきらと輝いていた。 新しいことをしたい。しなければ、駄目になってしまうかもしれない。そういう強迫観念なのか、逃…

下手くそでも、調律師の気分で

新しい仕事が始まった。慣れない肉体労働と、この終わりが見えない状況で、メンタルはかなりグラグラだった。でもさ、働かなきゃ生きていけないんだ。でもさ、働いて頭が駄目になったら、生きていることを見失っちゃうんだ。 多分俺は人よりずっと、小さなこ…

うつろびともひとがたも、みんな友達

新しい仕事が決まった。不安が色々あるし、いつまで続けられるのだろうか、なんて、始める前から考えている駄目な俺いつもの俺。でも、やらねば生活が終わるんだよなーとりあえずあまり暗いことばかり考えるのは止めよう。 そういう風な考えがいい、とおもっ…

君が迷妄を払い迷宮に誘う

今年に入ってから何か月も、状況は悪いまま、ってことばかり書いていて自分でもうんざりしてしまう。でも、改善されないどころか、もっと悪いことになっている。仕事は決まらないし、たまに入るやつだって、この状況かで激減している。 おまけに多額の保険料…

錯覚を編み、蝕み夢を

さすがにここまで長引くとは思わなかったというか、思わないようにしようとしていたというか。働き口は減っているし見つからないし。まあ、選ばなければ、誰でもどこかで働けるだろうが、大抵の人はそういうわけにはいかない。でも、そろそろ覚悟を決めなき…

まあ、あと30分

久しぶりに肉体労働。電車のつり革なんて、絶対に触りたくない、なんて生活を送っていたが、汚れ仕事でそんなことを言ってられないし、マスクなんてしたら酸欠になる。 でも、仕事をしていた方が雑念が入らずに済む。なにより生活費を稼がねばならないから、…

明日の不幸は明日にして

東京の状況は変わらず、色々と不安が残るけれどいつまでも家にいるわけにはいかない。不安にばかり心をさいているのはよくない、と分かってはいても気分は安定せず。 でも、数週間前の自分のことを思うとまだ改善された気がする。いつだって不安定なのだから…

肉袋の中の宝石、悪魔

あまり外に出られず、家でグダグダしている日々。しかしこんな生活をずっと続けられるわけがなくて、久しぶりに肉体労働。マスクをして、体力が落ちた身体でのそれはびっくりするくらい疲れて、俺、大丈夫か? と思ったが、大丈夫大丈夫ではないとかではなく…

目隠し、騙し、手当もね。

多少、調子が戻ってきているかもしれない。というか、数週間前、一、二ヵ月の状況が悪すぎたから、沼の中から頭だけ浮上したといった体だけれど。 それでも、そのこと自体は喜ばしいことで、少しは自分の身体をいたわらなければと思う。俺は怠惰で自堕落だけ…

優しさ落し物

やっと、すこし体調が安定してきた。というか、夜に調子が良くなるのはいつものことだけれど。 それにしても、生活が一変、というか、かなりおかしくなっていて、それは俺だけではないのだけれど、この二ヵ月位の間はかなりまいっていた。 昨日今日と、目的…

俺の為の図書館の司書でなければ、辺獄で迷子

色々と安定していない。こんな時だから当然なのだけれど。 雑記。 『ボルヘス怪奇譚集』再読。世界中の、数十年前から、数千年前まで様々な物語を集めた一冊。滑稽や皮肉、幻想や理不尽、悲劇や洒落。幅広い物語の中の、数ページの断片の数々は、読む者を夢…

その位の人としての心はこぼさないように。

小説を書き終えた。これから校正や推敲が待っているので、まだまだ終わりではないのだが。でも、一応は終わらせた。でも、それが何になると言うのだろうか。書いているうちは勿論書きたいから書いているし、それなりに楽しんでいたり高揚したりする瞬間があ…

殺して花束を

物凄く嫌な思いをして、こんな誰も見ない雑記でさえ、詳細を書きたくない位。何日も、今もその悪罵や汚い言葉が俺の身体から消えない。今日、色々と思い出して何度も涙がこぼれていた。きっと、一生消えない。なんて、俺が単に泣き虫なだけ。 俺みたいに、色…

好きになってしまったから仕方がない

終わらない。東京に住んでいて、住宅街の近くなので、商店街がどの時間帯も人が多い。夜しか気軽に買い物できない。夜は薬局やお菓子屋とか百均がしまっているのがつらい。 夜は夜で、散歩の楽しみはある。でも、さすがにそろそろきつくなってきた。寝て、読…

取り出せない硝子や水晶や屑宝石

誕生日を迎えた。いつもなら、少しだけお洒落をして、普段かいたくても買えない、とはいってもたかだか数千円の本とかを買うのが習慣になっていた。でも、今だと難しいかもしれない。店自体が閉まっているし。 というより、もう俺はいい歳で、色々と摩耗して…

日本人てのはマゾヒストなんですよ。生まれつきそうなんです

妙な気分が続いている。不調とやや不調をいったりきたり。でも、たまに元気。これから先のことを考えても仕方がない。ひとつ、良いことを上げるなら、読書がかなりできていることだ。 俺は色んな物がないけれど、本は家に山ほどあるのだ。再読する本も、昔は…

いつもどおり、狂気で正常

日に日に事態は悪化しているようだ。俺もこの先の生活、マジでシャレにならないぞって思っているし、俺以外の人達だってそうだと思う。 ただ、毎日ネットで流れてくる、人々の悪意、不満、不安。それらは仕方がないことだけれど、俺みたいな過剰反応する人間…