2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

手を振っていたのは

宇野常寛の『ゼロ年代の想像力』を読む。その次に更科と出した本と似たような主張が載っていて、この二冊を合わせて読むと著者の主張の大体がつかめるだろう。 大雑把にいえば、自慰メディア島宇宙レイプファンタジーから抜け出し、人と話せるようになろう。…

六道コンテンポラリーズラ

爽やかな気分というものに遠い生活をしているのだけれど、エドゥアール・デュジャルダンの『もう森へなんか行かない』を読み爽やかな、晴れやかな気分に少しなり、今から見れば別に新しくは感じない内的独白、なんていう形式というよりもその跳ねるような散…

さいしゅーけーのその先もみんなみんなみんな嘘だ、って謳ってくれよ

探せど探せど決まらず見つからずじっとパソコンのモニターを見る、なんてことは身体に悪いからしない方がいい、リボーンの漫画を読んでリボーンのゲームをプレイして、そうだよ、仕事はマフィアになればいいじゃん、と思いついたのだけれど俺はイタリア語が…

恐るべきは君或いは

吐き気絶好調! イエーイ! 仕事だいすゲフンゲフン! こればっかりは嘘がつけないですごめんなさいごめんなさい、辞めます、と仕事先の人に来月末に告げようと思う。八月のシフトは提出してしまったから。今すぐ辞めたいところだけれど、さすがにそれは出来…

楽しみは?

数日前まで蓮實重彦と中原昌也と金井美恵子とル・クレジオの読んだ本や読んでない本ばかりを読んでいて、いつもの通り、惰性で知っている名前の本ばかりを図書館で借りたりアマゾンで注文していただけなんだけれど、それにしてもこのラインナップは疲れる、…

セ ラ

本ばかり読んでいた。既読や未読の本に触れつつ、ふと、我ながら、幾ら暇人にしても、よくこんなに読むなあ、と思った。そして、ふとした瞬間に、本が読めなくなった。といっても数日のことだけど、数日間(ほぼ)全く(小説とか評論とかの類の)本を読まな…

前回の夏休みは?

昨日書いた老人ホームの映画を見た。大体、ないとと同じ感想を抱いた。俺は漫画の微妙な実写版、みたいな違和感を覚えた。(乱暴な言い方だけど)漫画って、わざとらしかったり、御都合主義だったりする部分がある。けれど、普通は、それが作品の魅力になっ…

アサヨナカシネマ

俺の大好きな漫画家は中々新作を描いてくれなくて、まあ大好きにせよ全部をそろえているわけではないのだけれど、ふと、やまだないとの本を二冊注文した。 ファッション誌の表紙、というよりも、日本の(マニアの方から渋い顔をされているらしい)音楽雑誌の…

ヘヘヘイ、ヘイ

少し前に中原昌也の演奏を聴きに行った。正直、彼の文章は好きだけれど、音楽活動については初期の『暴力温泉芸者』時代のがピンとこないで、ずっと聞かずにいた、だからその時も軽い気持ちで向かったのだけれど、行ってよかった。本当に良かったと思った。…

ばかなはなし

RebirthのタンクトップとHurleyのハーパンとA.P.C.とRIP VAN WINKLEのシャツを買った。その月の生活費は全て引き落とし日に財布に入れているから大丈夫だった。大丈夫。何が? 自らファッション・ヴィクティムと公言する東洋のバービードール野宮真貴が、イ…