2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一方的な友情

俺は映画が好きなはずだった。しかし今となっては映画にかける時間、考える時間は極僅かだ。でもこれは映画に限ったことではなく、世の中に素晴らしいといってもいいような職業(金銭が発声するかは別とする。しかしこれは趣味とは言えない範疇の話だ)があ…

瞳に映したとして

かわいい物、例えばブライスやバービー、めくるめくフリルやドレープ、下着や下着みたいな服が好きだ、好きというよりも、見ていると幸福な気分になれるといった方が正しいかもしれない。 こんなことを感じる男は極少数だろう。しかし俺は女装をしたいのでも…

ドキッ!GKだらけの大運動会!

凍ったグリコ(キャラメル)をたべようとしたら、銀歯が取れた。頭の中を駆け巡るのは「保険料未払いとか数万円ぼったくられるとか、一粒で三百メートル」とか。俺は取り出した銀歯を鏡の前で確認しつつ、穴に押し込み強くかんだ。 はまった。はまったのか?…

ひっくり返せ!ムッシュー!

ちっとも好きではない、というよりも拒否反応を示すもの、その中の幾つかは反転して今ではお気に入りになっている。 例えば水野純子や中村明日美子の漫画はきもちわるいと思ったし、マティスの画は下らないと思った。それが、ふとした瞬間にその作品のもつ芳…

日々と泡

身体中の血液が炭酸水になったような、サイダーばかりに口づけているような気分になって。 その出来事は大したことはないのだ、でも俺は幸福になった。幸福だった、幸福を意識することは少ないので、大したことないって分かっているのに、頬が緩む、血液がサ…

毎日やってる?

毎日しなければならない、するべきこと、があるとして、まあ、毎日はしていないわけだ。逆に毎日きちんとしている人がいたとしたらちょこっとだけ引いてしまうかもしれない。しようと思ってもきちんと毎日はみがきできてません。 俺は誇張ではなく、ほぼ毎日…

『loveless』

公園でマイブラ聞きながら本を読んだ。本を読むのもそうだけれど、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインを聞けるのが嬉しい。美しいノイズは青少年の健康や不健康を助けるのだ。悪い時期に聞くと死んでもいいのかもしれないってことに気づいてしまうだろ? 初め…

暮らしの雑記帳

音楽を聞くのも音楽が無いのも嫌ならばどうすればいい? 用事を済ませ、後は怠惰に飲まれる日々。何かをするのが嫌だ、なにもしないのが嫌だ。そういう我儘を言う俺は信仰心が薄い。 キリストの顔が好きだ。でも俺は彼を信じることが出来ない。何らかの宗教…

トーキョウの友人

広尾に出店したと思ったら、一年少々で撤退してしまったエクスペディション・モード、中目の店も閉めてしまったし、というか、今日中目黒に行ったらトールフリーも閉まっていて驚いた(こっちの方は新装開店らしいが)。 少しずつ知っているお店が、それが全…

アメリカの友人/リハビリテーション

仕事先が暇で、一人黙々と単純作業を繰り返していた。ふと、今自分がリハビリをしているような気分になった。リハビリ?リハビリって何のことだ?確か元の意味は再生だったと思う。あと欠損がある人が適応するための訓練、訓練?何が?アルバイトが訓練?そ…

感傷教育

体調と気分が揃って優れない日には、センチメンタルが身体の中でくすぶって、疫病のように俺を苦しめる慰める。 早くノルマをどうかしなきゃ、と考える、ノルマ、文章を読むこと或いは書くこと。でも、何故か瞳が活字を拒否し始めていて(ブルーベリー摂って…

水や雨や涙や油

石川忠司のレヴュー、評論集『文学再生計画』を読む。『極太!!思想家列伝』もそうだけれど、彼の本は「コイツかっこいいだろ?」みたいに語りかける熱気を感じるから、わくわくするのだ、その本を読みたくなるのだ。丁度前日に同じくブックレヴュー、堀江…

叫べ俺ら、って

この家に住む前は新宿に住んでいた、三ヶ月だけ。何で三ヶ月だけかというと、俺が引っ越した初日で引越しを決意したからだ(その物件の最低居住期間が三ヶ月だった)。初日に引越し決意って、すごい俺馬鹿、っつーか、マジすごいですね、馬鹿じゃないすかは…