お菓子の家と花々の国

 騒音問題でいろいろとごたごたしていて、気が休まらないのだが、気を切り替えていきたいなーとか思う。
 あと、たまに自分の神経質ぶりやら短気(それを表に出したりはしないけれども)ぶりに我ながら疲れたり、軽い自己嫌悪に陥ったりもする。

 でも、できることはきっと、解決できないあれやこれやよりも、別のことに意識を向けることだと思う。

 最近肌寒くなってきていて、結構ジャケットを着ている。とはいえ、きちんとしたスーツ姿ではなく着崩した感じなのだが、それでも俺、シャツとかもそうだが、襟付きの服がとても好きだ。綺麗な感じの服にグラマラスだったりグランジだったり、そういう要素があるとマジときめく。

 先日ブランド古着屋で落ち着いた金色のパンツが売っていて、定価が7万(!)、のがかなり値引きされていた、のはいいのだが、

パンツの丈が、俺身長187なのに、これ、身長200センチでもすそあまるかもくらいのロングサイズで、もう、これ誰がいつはくんだよ、って感じでテンション上がった。店員に勧められたのだが試着は断った。

 でも、こういうヤバイ服は見るだけでもテンション上がるなー!
 金のパンツといっても、キラキラ度が抑えめでシックな感じ(それでもド派手だが)でかっこよかった。こんなん毎日着る人になりたいと思った。マジで。

 例えば、仕事行く時とか本当にどうでもいい、というか目立たないような服を着るのだが、そんなんばかりの日々だとやっぱ、よくないというか、うまい具合にストレス発散というか、はっちゃけていかないとな、と思った。
 
 それで、最近無性に無駄な物を作りたくて、前々から思っているのが、粘土でお菓子の家を作るのと、造花でブローチを作りたいってこと。

 お菓子の家は、クオリティを考えなければ、割とすぐ作れそうなのだが、問題は造花の方。フランフランとか、自然派雑貨屋とかユザワヤとかで造花を見るのだが、けっこういい感じのはあるのだが、これを服につける(ジャケットにコサージュ的に)って、わりとただの痛い人になるんじゃね?とか

 でも、服のリメイクとか雑貨作りとかしたいなーとはずっと思っていて、でも、やっぱり市販品の方がいいやん、とか思っていて。

 でも、ギャルソンのフリルシャツを見た時に、これ、作れんじゃね?とか思ってしまった。安いシャツにフリルをややランダムに縫い付けるだけで偽物っぽいのはつくれるはず、

 てか、やっぱり、無駄なものを作るのって、無心になれる。そういうのっていいなあと思うのだ。

 本当はレジン液で固めるアクセサリーとかも作ってみたいが、初期投資がややかかりそうだし、女の子しかつけられなさそうなものしか作れない気がするのだ(マジでうまい人以外)。

 でも、雑貨屋さんとかユザワヤとかで色々な、何かになる材料を見ているととても癒やされる。日々の嫌なことに心を奪われるよりも、何かを作るほうがずっと有意義だなと思えるから。

 無駄遣いは楽しい。なんでもいい、物を作るのは、きっともっと楽しい。ゴタゴタが続いているけれど、何か作って見ようかなと思った