世界が君の物なら

 担当医にもっと大きな病院に行くべきだ、と言われて、しかし事態が回復するよりも、
面倒で似たようなたらい回し、押し問答が待っているかと思うと、どうしても気が進まない。

 不眠症が酷く、暗い中、横になっているのに徹夜してしまう、仕事にならない、というか元より仕事に行けるような状態ではない、それでも仕事に行けば熱中症になりかけ途中帰宅という情けない羽目になり、とにかく怠惰で気持ちの悪い日々を消化していた。

 のだが、たまに、小説は書ける、CDや映画のレンタルもできる。音楽や映画の感想はいつものように冗長になるから避けるが、やはり、新しい刺激がないと人は駄目になると思う。当たり前のことだが、誰もが、同じようなことをしようとするから、楽だから。

 かっこいい人がいるなら、自分もしっかりしなければ、と思う意志と言うのは大事だと思うから。

 それと、やっぱり小説を書けるのが嬉しい。愚かさを蛮勇を賢しさを持って、生きる、胸糞悪くなる(人によっては)人間を、愚かしさを、或いは矢面に立てる人間を、生き生きとした人間をかける楽しさ。

 あ、それと、バナー広告のアマゾンギフト券もらえるよ、につられて アルファポリスというサイトに五年以上前に書いて一次か二次で落選した 時代遅れファンタジー小説をアップしました。

名前は「世界が君の物なら」という、学園の高校生達の一部に天使からの試験が告げられて、みたいなものです。ゲロ吐く位暇な方はどうぞ。

 超久しぶりに読みなおすと、ああ、こりゃあ賞を取れる物ではない、エンタメ性も弱いし読みにくいしなあ、とか素直に思える(文学、として自分が書いている小説は、落選とかしても、てめーのより面白いわ、と本気で思っているし、そうでなければ小説を書くなんてできないと思う。)


 このファンタジー小説の主人公は、

ゲームに耽溺する高校生。でも、皆、いつかは自分を残してエンディングを迎えてしまう。 それが寂しくても 、止めることができない。エンディングで世界が平和になっても僕は一人ぼっち。

 と思っているのだが、彼だって成長せねばならない。てか、割と、登場人物が大体いい人にかけるというのは、書いている人間にもいいというか、楽しいですね笑

 一応ライトノベル系とかも呼んだ経験もあるのだが、自分には合わない世界というか、自分の力を生かせない場所だと思う(読者も俺のなんて読みたくないだろう)

 でも、数年ぶりに気楽で暗い過去を持ったりした(笑い なファンタジーを読み返して、それなりに楽しいなあと思ったし、クソゲスイ話を書き終わったら、ファンタジーもの書こうかな。だらだら眠れないより、ずっといいことだ。