それは大抵、悪、美、暴力

体調は回復している気がする、でも、やはり眠れないのがきついなーという感じだ。
そもそも、俺に勤労意欲がないのが問題だ。ケーキが無ければジルコニアを舐めればいいじゃない、の精神だ。なんだそれ。


いつまで、そうやって、いられるのかなと自分でも思う。



 現実逃避、というか、書き散らしている、エンタメ小説、をふと考えてみると、




若い両親のDVから心神喪失だった少年が、世界一小さな鳥、ハチドリになる夢を見て中学一年生に進学するのに、空を飛びたいと無謀な夢を抱く青春もの(笑)



音楽大好きなカッコつけ今どき男子。でも、自分ではその才能がないと分かっている。そして、謎の仲良しになった憧れの先輩が、大好きなバンドメンバーの兄弟で、しかもハードでドSな調教師? ロックスター?



「 正義の味方に裁かれる為に、何度でも死んで蘇(よみがえ)れ!」 「地球、異世界の世の全ての宝石も プラスチックの指輪も、異世界の少女たち」記憶がまばらな少女クロは、満月に正義の味方に殺されるために何度でも蘇るのだが、そのうちに、変な、この世界には不釣り合いな記憶が戻って来て……



小さい頃からいじめられっ子で、家庭内でも外でもいじめられっ子だった主人公。全てをあきらめるニヒリストのふりをする。そんな彼と深い関係になっていくのが、幼馴染ゲス俺様イケメンと、ヤクザの息子の正義感強いアホ坊ちゃんで、



 ある日、神の声を聞いた主人公は、あるはずもないアレクサンドリア図書館に行く。そこの本はどれも読めないが、彼は「儀典」を「正典」にする、世界中の神々を殺して、新しい世界を作るのだ、という声に、仲間と共に、残虐の限りを尽くしていく





 という、五本。やっつけ、その場で展開考えて書いてるにしても、すごいな! 多分どれか途中で挫折する笑 

 でも、その中の一作がほぼ書き終わりなのが、寂しくも嬉しい。自分でも途中から笑 結構後々の構成を考えて書いたし(あたりまえだ!!!)


 エンタメ系のを書き散らしていると、本当に、一回前にここでかいたが、ファンタジー小説書いたののぞいたら初めてだから。少しずつだけど、自分が練習をさせてもらってる感覚にもなってくる。

 あーここもっとちゃんとできたかなあとか、見直して(これだけの量を書いているので、というか俺がてきとうなので、ここのはほぼ見直さない)これスカスカでやばいだろ、とか思えたり。(やはり読みやすさ、共感が大事なのだ)


 あ、本当に今思い出したのだが、以前有名ラノベ作家達がツイッターで、

今の若者は挫折が嫌いだから、そういう展開止めて努力もやめて俺ツエーにしてね。みたいなことを編集に言われた、あ、私も、みたいなやりとり(ニュースサイトで取り上げられてた) 現にそういうのが数百万部売れているらしいし。

 俺、今あげた五つの作品、全部ゲス展開か、主人公が精神的、肉体的に酷い目にあう(でも、それを克服する。基本的に)のですが、時代から取り残された俺時代ファック。

 

あと、それに加えて、純文学の小説の方も書いている。わざわざ区別したのは嫌味ではなく、文学、文芸作品は読者に読みやすさとかのサービスが薄い、その作者の書きたいものを勝手に書く、というものだ。

 それで昭和中期を舞台にしたいなあとも思って資料を取り寄せたりしたが、つけ焼き刃よりも、携帯が普及していない少し前の時代、位でいいかなあと妥協。それでも、書きたいものの本質は変わらないから、書いていて楽しい。

 
 それは大抵、悪、美、暴力 

 俺の家のすぐ隣のブランド古着店が閉まってしまった。残念。洋服は大好きだが、今はあんま買える身分ではないし、あと、ふく好きあるあるだと思うが、俺が欲しい服は、家に似たような物がある問題。で、特に買ってはいないのだが。でも、新しい服を着るときの、あの高揚感は、本当に、魔法にかけられたような気分になる。

 それに、派手な服程 意味不明な値段と、あと投げ売りされたり(奇抜過ぎてモデルしか似合わない服たち)

 そういう、服が好き。 アリプロジェクトの リュウコウセカイの歌詞もとても好き



瓦礫のランウェイ ギプスで歩いて

硝子の花びら 噛み切る口笛

星屑の井戸へと 沈んでいく笑顔は 綺麗?

君にもっと素敵な 服を着せてあげるわ 

さあ過去は脱ぎ捨てて オ−トクチュールを

最先端モードショー 色狂いのお針子

仮縫いモデルは 壊れたドール



ゴミのようなプラスチックの輝きも、そうでない数万、数十万、それ以上の輝きも、等しく美しい。

そして君も僕も宝石も灰に。灰になるまで、とりあえず、詩も書けないし、文章を書く